2011/09/19

”共存”するという考え

今、社会学的見地からだけでなく、科学的見地からも、排他するのではなく”共存”するという考えが脚光を浴びているように思う。

どういうことか。ここで2つの例を挙げながら検証してみようと思う。

1.プロバイオティクス
昨今の健康ブームでご存知のようにプロバイオティックスは腸内で働く有用な細菌を乳製品を中心とする食品から摂取して腸内環境を改善するという考え方である。ちなみにプレバイオティクスとプロバイオテックスの違いは、前者が腸内細菌の活動を活発にする物質を摂る考えであるのに対し、後者は細菌そのものを取ろうという考えである。



2.抗生物質の開発 例2:antibioticsのtargetを遺伝子発現の阻止に帰るということ
現在通っている大学にこの分野の研究員が多いからか、最近antibiotics(抗生物質)の開発とリンクした講義をよく聞く。従来のantibioticsのターゲットはフレミングが発見したペニシリンのように、bacteriaの細胞壁合成阻害のように…

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