2011/08/25

宗教より考え方

今日BIOL1040の授業が終わってからZoeとグレートコートの芝の上に座ってお弁当食べながら喋ってたら学内のキリスト教団体の方たちが喋りかけってきた。私はそのキリスト教団体の主催する会にも参加したことがあり、その方とも共通の友達がいて話が盛り上がったりした。

今日は宗教に関する”意識調査をしている”らしく、夢はなにか、宗教は何かという話から、神に関してどう思うか、という話まで質問された。私は自分の宗教に関し、充分な理解や知識がなくてそれが嫌だったから前期に宗教の授業をとったのに、結果としてより混乱してしまった。でもすべての考え方がそれぞれ素敵な部分があって、社会の形成に役立ってきたんだとは思った。だからそれを言ったり、私は仏教徒で、でも神道の考え方も好きです。と自信を持って言った。

それよりZoeの答えた内容が素敵すぎてZoeを改めて尊敬してしまった。話の内容から推測して、Zoeのご両親は離婚されていて、お父さんはタイ人の女性と再婚されているからZoeは家を出ていとこと暮らしているらしい。でもその新しいタイ人のお母さんのことも大好きで、新しい弟さんのことも本当に可愛がっていて。お父さんのこと大好きで。だからタイの仏教のこともよく理解していた。それで、Zoeの発言の内、その通りだ、と思ったのは、まだ何も分からない子供にこれが正しいのだ、これがすべてなどと押し付けることを私は本当にいやだと思う、と。Zoeのお父さんもZoeにはそういった押し付けはせず、自分の考え方は自分で選びなさい。と言ってくれているらしい。キリスト教の教会で赤ちゃんの洗礼をみた私としては複雑な気持ちの驚きだった。

離婚の裁判で両親のどちらかを選べと言われたり、親友を自殺でなくしたり、きっと今まで色々なことを乗り越えてきたからだろう、うまく訳せないからかけないけどZoeの言葉はすべてまっすぐで、かつ愛があって素敵だった。真っ赤に染めた髪の毛で、18歳なのに腕に入れ墨が入っていたり、煙草を慣れた手つきで巻いて吸っちゃうZoeだけど、授業中に私に甘えてくるZoeだけど、そんなZoeがすごくかっこよくて尊敬できると思った。

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